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預貯金を遺産分割の対象にし、取得するには(愛知県Kさん)

~弁護士北村明美(名古屋)の相続ブログ~

(愛知県名古屋市Y.Kさんより)

Q.兄とは、遺産分割の話合いがつかず、家庭裁判所に調停を申し立てました。

でも、強欲な兄とは、調停でも話をまとめることができませんでした。

そのため、審判というものになりました。

裁判官が、「審判では、預貯金は原則として遺産分割の対象にしませんが、双方が合意したら対象にすることができます。合意できますか?」と聞きました。

兄は、合意できないと即座に述べたので、預貯金は、審判では遺産分割の対象にならないことになりました。

では、どうしたら、預貯金の2分の1を、私が取得できるのでしょうか。

 

A.各銀行や、郵便局に対して、法定相続人は2人であり、あなたの法定相続分は2分の1であるということを説明して、2分の1を払ってほしいという申入れをします。

弁護士からやる場合は、内容証明を出します。

証拠(戸籍謄本など一式)を示せば、支払ってくれる銀行も、少しあります。

しかし、多くの銀行や郵便局は、訴訟を起こさないと、支払ってくれません。

なぜこんな変なことになっているかというと、最高裁判例で、預貯金は、可分債権であり、相続開始とともに、各相続人が、法定相続分を取得するということになっているからです。

弁護士北村は、上記判例が、不公平を招いている事例もあるので、賛成できかねています。

なお、やがて、銀行預金について、最高裁判例が出る予定だと聞いています。

 

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