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認知症で話すこともできない状態の母が作った遺言を認めたくありません(愛知県Iさん)

~弁護士北村明美(愛知・名古屋)の相続ブログ~

(愛知県瀬戸市C.Iさんより)

Q.母が、去年の8月に亡くなりました。

49日の日に、兄が、「遺言を残してくれていたんだ。」と言って、公正証書遺言の謄本というものを見せました。

それは、亡くなる1ヶ月前に作られたものでした。

母は、2年ほど前に、脳梗塞で倒れ、その後、認知症のような状態になり、亡くなる1ヶ月前は、話すこともほとんどできないような、弱った状態でした。

公正証書遺言を見ると、母の署名は、公証人が代筆していました。

遺言の内容も、「兄にはこの土地と建物、兄の長男にはあの土地を、兄の二男には、むこうの土地と株式のうちなになにを、預金は、兄が2分の1、兄の長男が4分の1、私に4分の1」などとなっており、なかなか難しい内容です。

母が、あの時点で、そんなことを理解できたとは思えません。

こんな遺言を、認めたくありません。

私には、ほんのちょっぴりしか、もらえないようになっているのです。

 

A.遺言作成当時、お母さんに遺言能力があったかどうかが、問題になります。

遺言の能力がなくなった人が作成した遺言は、いくら公正証書遺言であっても無効となります。

公正証書遺言を無効にすることは、極めて難しいのですが、無効判決を得たケースもあります。

早急に、相談に来て下さい。

お母さんの当時のカルテなども、病院でもらいましょう。

 

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